「芸術家列伝」の著者:ヴァザーリはルネサンスの芸術家を記録し、美術史を永遠に形作った。
会話のきっかけ
人生の歩み
ジョルジョ・ヴァザーリはトスカーナ地方のアレッツォで陶工の家庭に生まれた。幼少期からミケランジェロやアンドレア・デル・サルトに師事し、ルネサンス芸術の中心地フィレンツェで画家・建築家としての訓練を受けた。
美術史上最も重要な著作『芸術家列伝』を出版した。チマブーエからミケランジェロまでのイタリア芸術家の伝記を収録し、「ルネサンス」という概念を確立。近代美術史学の創始者となった。
メディチ家のコジモ1世の依頼でフィレンツェのウフィツィ宮殿を設計した。行政機関を収容するこの建物は、後に世界有数の美術館となり、ヴァザーリの建築家としての代表作となった。
63歳でフィレンツェで死去した。画家・建築家としても活躍したが、『芸術家列伝』こそが彼の最大の遺産である。この著作は今日もルネサンス芸術研究の基本文献として読み継がれている。
